Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ビブリア古書堂の事件手帖」

二本目には「ビブリア古書堂の事件手帖」を観ました。


シリーズ累計640万部を突破した三上延原作のベストセラーミステリー小説を、黒木華と野村
周平の主演で実写映画化。
五浦大輔は祖母の遺品から、夏目漱石の直筆と思われる署名が入った「それから」を見つけ、
鑑定してもらうため、北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。
店主である若い女性・篠川栞子は極度の人見知りでありながら、本に対して並外れた情熱と知
識を持っており、大輔が持ち込んだ本を手に取って見ただけで、大輔の祖母が死ぬまで隠し通
してきた秘密を解き明かしてしまう。
そんな栞子の推理力に圧倒された大輔は、足を怪我した彼女のために店を手伝うことに。
やがて大輔は、栞子が所有する太宰治「晩年」の希少本をめぐり、大庭葉蔵と名乗る謎の人物
が彼女を付け狙っていることを知る。
監督は「幼な子われらに生まれ」「しあわせのパン」の三島有紀子。(映画.comHPより)

ビブリア古書堂は、テレビドラマで放送している時に観てて、結構好きなドラマでした。
ドラマでは剛力あやめが、栞子を演じてました。
今回の黒木華も、本のこと以外は浮世離れしている栞子を上手く演じました。

鋭い洞察力でいろんな謎を解明していく栞子。
大輔は亡くなった祖母絹子の秘密を知ることに…。
映画では大輔が生きている現代と、絹子が生きていた過去が交互に描かれます。
私は出番が少ないけれど、絹子の夫(大輔の祖父)が絹子に掛けた言葉に涙しました。
全てを知っているうえで、許すのか…と。
それほどまでに、絹子を愛していたのか…と。

映画の中に、夏目漱石太宰治の小説がいろいろと出て来ます。
私は殆ど読んでいないので、これを機会に読んでみようかしら?
本好きな人には特にお勧めできる映画です。