昨日、「祈りの幕が下りる時」を観てきました♪
そして、松嶋奈々子が上手い!
東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続
人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。
父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。
アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺
された理由もわからず、捜査は難航する。
捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美を訪ねて東京にやって
きたことを突き止めるが…。
福澤克雄。(映画.comHPより)
いやぁ~本当に評判どおりでした。
前作の「麒麟の翼」よりも、感動しましたよ。
子が親を想う気持ち、親が子を想う気持ちが、丁寧に描かれてました。
子を守る為に姿を消す父親、子を想うあまりに姿を消す母親。
妻の気持ちを想い、敢えて子に何も話さず悪者に徹する父親。
何の繋がりも見つからずバラバラだった登場人物が、少しずつ繋がって行きます。
刑事になった恭一郎が、なぜずっと日本橋署に居続けたのか?
その謎も解けます。
自分と父親を地獄に突き落とした母親に向って、啖呵を切るシーンにはゾクっとしました。
なかなかの秀作でした♪