昨日、「女神の見えざる手」を観て来ました。
政府を裏で動かす戦略のプロ“ロビイスト”。
その天才的な戦略で、ロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、真っ
赤なルージュで一流ブランドとハイヒールに身を包み、大手ロビー会社で花形ロビイストとして辣腕
をふるう日々。
そんなある日、彼女は銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。
全米500万人もの銃愛好家、そして莫大な財力を誇る敵陣営に立ち向かうロビイストたち。
大胆なアイデアと決断力で、難しいと思われた仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先、エリザベス・
スローンの赤裸々なプライベートが露呈され、さらに予想外の事件が事態を悪化させていく…。
(Movie Walker HPより)
主人公のエリザベスは、仕事中毒人間で寝る間も惜しんで仕事していたからか、不眠症に罹患し
ている。
男性に対しても肉食系で、エスコートクラブで男を調達し、馴染みのホテルの一部屋で関係を持つ
のでした。
先の先まで読んで、先手を打つエリザベス。
勝つためには味方も裏切ります。
自分以外の誰にも心を許さない女です。
本当にね、敵に回したくないけど、味方にもなりたくない女ですよ。
関わらないのが一番です。
そんなエリザベスだが、銃所持許可を阻止し、銃所持規制法案を通すために戦いを繰り広げてい
たが、思わぬところで足を救われる。
ネタバレになるので、詳細は書けませんが、エスコートクラブの男、ロバート・フォード(役名)が、
出番は少ないけど、キーマンになります。
彼は彼女を「客」としてではなく、愛していたのでは?
信念を持った強い女性を、ジェシカ・チャスティンが演じ切りました。
彼女の代表作になると思います。
政治の裏の戦いを垣間見た、凄い映画でしたよ。