昨夜、スカパー!の放送局のAXNで見た番組で、考えさせられる番組が有りま
した。
「シカゴメッド」という番組ですが、日本版で言えば「救命病棟24時」とういう内容
だと思います。
救急車で運ばれた患者が難病に罹患していて、延命治療はしません!…と意思
表示をしていました。
でも、担当の医師は患者の病気が難病だけど、製薬会社が治験をしていて、もし
かしたら状況が好転するかも?…と思い、治療を勧めます。
意識を取り戻した患者は、静かにこのまま死なせて欲しい…と望みます。
だけど担当した医師は、患者はまだ若いし治療次第では状況が好転するのは?
…と思い、延命治療をします。
患者が延命治療を拒否したのには、理由が有りました。
色々と試してみたけれど、容態が好転せず、抗がん剤による副作用で、普通の
生活を送れず、家族と離れているよりは、なるべく家族と一緒にいたいと思い、
延命治療はしないと決めていたのでした。
…で、担当医師は訴えられたのでした。
こういう問題は、難しいですね。
生きたいと思う人、静かに死なせて欲しいと思う人、一時は辛いけど少しでも
家族と一緒に過ごしたいと思う人…、それぞれ考えることが違います。
このドラマでは、患者の家族から訴えられることになります。
たかがドラマとは言えこういう問題は、自分の身を考えながらあれこれ考えて
しまいますね。
私は子供がいないので、遺される夫を思うと、延命せずにあの世に行きたい
と思いますが…。
こればかりは自分の気持ちだけでは、済まされないことが多いようです。