Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「後妻業の女」

夫が居ない間に、スカパー!で「後妻業の女」を観ました。



直木賞作家・黒川博行の「後妻業」を、大竹しのぶ豊川悦司の共演で映画化。
愛の流刑地」「源氏物語 千年の謎」の鶴橋康夫監督がメガホンをとり、資産を持つ独身男性の
後妻に収まり、多額の金品を貢がせる「後妻業」を生業とする女の姿を描く。
結婚相談所主催のパーティで知り合い、結婚した小夜子と耕造。
2年後に耕造は死去するが、娘の朋美と尚子は、小夜子が全財産を受け継ぐという遺言証明書
を突きつけられる。

小夜子は、裕福な独身男性の後妻となり、財産を奪う「後妻業の女」で、その背後には結婚相談

所所長の柏木の存在があった。
一方、父親が殺害されたと考える朋美は、裏社会の探偵・本多を雇い、小夜子と柏木を追いつめ
て行く。
小夜子役を大竹、柏木役を豊川が演じ、尾野真千子長谷川京子永瀬正敏らが共演する。
(映画.comHPより)

いやぁ~スゴイですね、この映画。
某事件を思い出しました。
まあ、某事件が発覚する前にから、原作小説「後妻業の女」は連載開始されてるから、原作者の
黒川博行氏は嗅覚が鋭いですね^^
大竹しのぶの熱演に驚かされます。
こういうビッチな役は難しいですが、難なくこなしていました。
そう言えば、ホラー映画「黒い家」の演技も凄かったな。

高齢化が進む日本。
一人で死ぬのは嫌だ…と、シニアの婚活パーティーに参加するのは良いが、詐欺師にとっては
良い鴨場になっているようです。
殆どが真面目に婚活しているけど、中に一人二人は詐欺師やサクラがいるもので…。
終盤、男を騙していた小夜子が騙されますが、「欲しい物は手に入らない」と言うセリフが切ない
です。

そして、転んでも只では起きない小夜子の逞しさに、或る意味「感動」を覚えた私でした。
婚活パーティーでの豊川悦司の司会は、笑わせてくれました。
意外とコメディーもイケるのね♪