毎日、日馬富士の暴行問題が取りざたされてますが、酒席で大乱闘の話になる
と、私はいつも思い出す力士がいます。
その昔、「南海龍太郎」という力士がいました。
この力士は西サモア出身で、筋肉質な身体を持った力士でした。
東前頭5枚目まで番付が上がっていたようです。
…で、この南海龍、大酒飲みで「一晩でビール100本飲んだ」「一度飲みだすと
翌々日まで飲んでる」とか、逸話がたくさん有ったようです。
泥酔しては暴れて事件を起こし、親方や兄弟子が厳重注意しても、態度が改ま
りませんでした。
南海龍が暴れ出すと付き人から部屋にSOS連絡が入り、兄弟子の小錦が若い
衆を連れて店に行き、暴れる南海龍に張り手を喰らわせて気絶させ、皆で担い
で帰ったことも再三、有ったとか。
業を煮やした親方が「相撲を取るか、酒を取るか」と聞くと、南海龍は「酒を取る」
と答え、廃業しました。
酒は身を滅ぼすと言いますが、楽しい酒を美味しく飲むなら良いですが、浴びる
ように酒を飲んで暴れるのは、飲み助の風上にも置けません。
最低ですよ。
えっ!廃業した南海龍のその後ですか?
プロレス団体から誘われて、プロレスラーとしてデビューするハズが、ここでも
飲酒問題を起し、デビューすることも無く帰国したそうです。
「酒は飲んでも飲まれるな…」ですね(>_<)