Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

振り込め詐欺では有りません。

今月上旬に、父の生命保険がやっと下りた…と言う記事を書きました。
その後、母は治療費を払う為に使い込んでいた口座にお金を戻すべく、某銀行の
支店から同じ銀行の本店にお金を預け入れました。
ATMでは一日に下ろせる金額が決まっているから、二日続けてATMでお金を出
し入れしました。

…で、ATM機で下したお金をそのままATM機で、同じ銀行の支店から本店に預
け入れました。
お金を持って、銀行の外に出たわけでは有りません。

2回目のお金の出し入れした翌日、口座を持っている支店から電話が掛かって

きました。

↓以下、銀行員と母の会話。

銀行員 「口座から○○円お金を引き出されていますが、何かお使いになること
      が有りましたか?」
母 「夫が入院していて生命保険から治療費が下りたので、支払いで使い込んだ
   口座へ戻すのに下ろしました。おたくの本店に預けましたが、何か問題が有
   りますか?」
銀行員 「そうでしたか。金額が大きかったから確認しました。では、そのお金を
      定期預金にされるのはどうですか?」
母 「まだ治療が続いてますし、私ら明日が分からない歳ですから、定期預金は
   出来ません」

…とまあ、このような会話だったようです。

あの~何百万円とかでなく、100万円ちょいの金ですよ。
大体、治療費で60万円近く支払ってますし、更に今月、9月分の入院費を払い
ましたから…。
殆ど残りはしませんよ。

母は、振り込み詐欺が多いから確認したのか?と言うけど、ATMの記録で支
店から本店に金が移ったのは分かるし、口座名義はどちらも父だから、そう言
うのとは違う。
口座名義人が亡くなって、口座凍結される前に一気に金を下ろすことが有るか
ら、銀行側はそう思ったのかも?
でも口座は父名義だ。
不思議でしょう?
そう思っていたら、昨日↓ネットでこんな記事を見つけました。


高齢者は自由に金を使えない?──こんな見出しの投書が朝日新聞『声』欄

(6月25日付)に掲載され、波紋を広げている。
75歳女性が預金を下ろしに行ったところ、銀行員に使途を根掘り葉掘り聞か
れたうえ、警察官を呼ばれた。
そのお金で購入する予定の納骨壇がある寺や、遠方に住む娘に電話をかけ
て事実関係を確認され、現金を手にするまで1時間半もかかった──という内
容だ。
“高齢者迫害”にさえ思える対応はなぜ起きたのか。
それは振り込め詐欺が増え続けていることが原因で、全国各地で高齢者を対
象に振り込め詐欺防止対策が進められている。

↑世知辛い世の中になったものですね(p_-)