Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

生活の質が悪いままで…。

母から連絡が有り、15日に父が一時退院することになりました。
…で、退院後に国立病院で検査を受けますが、自宅から通院することになり
ます。
父は今、尾てい骨の所からチューブを入れ、患部から膿を出しています。
チューブは付けたまま退院します。
家でチューブを取り外しをしながら、膿の袋を取り換えることになります。
さすがに後ろには父の手が回らないので、母の役目になります。

そして、2時間おきに人工肛門ストーマの中身を、トイレに流さないといけま
せん。
これは人工肛門を小腸につないでいるから、水分の多い便が溜まるからです。
便と言っても、水溶液なんですよ(p_-)
大腸につないで有れば、ここまで頻繁に袋の中身を出さなくて良いのですが、
ちょっと時間を過ぎると、人工肛門から漏れます。
パジャマからシーツ、マットレスまで交換しないといけません。
父は寝ると起きないから、今は看護師さんが時間を見ては起こしてくれてます
が、自宅に帰ると母がその役目をしないといけません。

父は自分でインシュリンも打つし、人工肛門の管理も出来る…と言ってますが、

全部自分で出来るわけじゃありません。
結局は母がしないといけないのですが、どういうわけか父は物事を軽く考えて
いるんですよ(-_-;)

いろんな癌があるけれど、排泄物に関わる癌は大変です。
人工膀胱人工肛門など、ストーマを装着して生活すると、時間を見ては中身
を捨てないといけません。

少しでも遅れると、ストーマから溢れます。


父の体力がなかなか戻らないのも、飲食した物が小腸から出て行くからです。
大腸まで食べた物が流れれば、栄養も身に付きますが、身に付く前に排出され
てしまうから、いつまで経っても体力が戻りません。
医師は二度目の手術をせずに、このまま小腸に人工肛門をつないだままにする
か?と言っているようですが、それは父の生活の質が悪いままで余命を生きて
行くことになります。
それでは生きている意味が無いのでは?…と思います。
検査の結果で、今後の治療法を考えるそうだ。
どうか、母の負担が軽くなるような治療を考えて下さいと祈ります。