Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「トレヴィの泉で二度目の恋を」

昨日の夕方、スカパー!で面白い映画に出会えました。



務め、人生の黄昏期を迎えた男女の新たな恋を描いたハートフルドラマ。
監督は「イル・ポスティーノ」の名匠マイケル・ラドフォード
ヒロインの憧れるフェデリコ・フェリーニの映画「甘い生活」にオマージュをささげたシーンや、ローマ
の名所、風景も見どころとなる。
妻を失い、生きる気力をなくしたフレッドは、娘の勧めたアパートに引っ越してくる。
隣室には、フェリーニの「甘い生活」に憧れ、映画の中でマルチェロ・マストロヤンニアニタ・エクバ
ーグが戯れる、トレビの泉に行くことを長年の夢と語る女性エルサが住んでいた。
自由奔放なエルサと偏屈なフレッドという正反対の二人は最悪な出会いを果たすが、次第に心を
通わせていく。(映画.comHPより)

シャーリー・マクレーンが虚言癖の有るエルサを演じています。
エルサの話はどこまでが本当なのか?
どこからが本当なのか?

隣に引っ越して来たフランク(クリストファー・プラマー)は、妻に先立たれて7ヵ月、偏屈さに磨きが
かかり、他人と接触することを嫌い、外出もせずに引きこもっている。
でも、水道管の水漏れ騒動をキッカケに、フランクはエルサに振り回されることになる。
もうね、エルサの嘘がスゴイんですよ。
それでもどこか憎めないんですよ。
「私が驕るから」と言っていたが、レストランの勘定の高さに呆れて、フランクと「食い逃げ」をする
のだ。
とんでもない婆様だが、憎めないんですよ。
ラストは、「あっ!これは本当だったんだ」と、驚かされますよ。

出てくるセリフがユーモアが有って、かなり良いです。
家政婦のラヴァーンが、「買い物に行くけど、何か必要な物はある?」と聞くと、フランクが「元気な
前立腺を買って来てくれ」と言ったり、要所要所に出てくるセリフに笑わされます。
元の映画は、2005年公開のスペイン映画「Elsa y Fred」だそうです。
「エルサとフレッド」と言う意味かしら?

この「トレヴィ…」は、2015年1月に公開された映画ですが、存在を知らなかったわ。
とってもお勧めできる映画です(^o^)丿