Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

この映画はこの地の映画館では上映が無く、やっと観られました。




レオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組み、実在の株式ブロー
カー、ジョーダン・ベルフォートのセンセーショナルな半生を描いた。
22歳でウォール街投資銀行へ飛び込んだジョーダンは、学歴もコネも経験もなかったが、誰も
思いつかない斬新な発想と、巧みな話術で瞬く間になりあがっていく。
26歳で証券会社を設立し、年収4900万ドルを稼ぐようになったジョーダンは、常識外れな金遣
いの粗さで世間を驚かせる。
全てを手に入れ「ウォール街のウルフ」と呼ばれるようになったジョーダンだったが、その行く末に
は想像を絶する破滅が待ち受けていた。
ジョーダン自身による回顧録ウォール街狂乱日記 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」(早川
書房刊)を映画化。
共演にジョナ・ヒルマシュー・マコノヒーマーゴット・ロビーら。(映画.comHPより抜粋)

聞きしに勝るビッチな映画でした(@_@;)
この映画、R15指定なんですよ。
放送前にR15指定注意事項のテロップが出ました。
強烈な暴力シーンは無いけれど、薬物を使用するシーンや、良い子には使って欲しくない言葉が
沢山でてくるし、エロいシーンも有るから、R15指定なのは当たり前か。
人間の物欲、性欲、快楽主義が一気に出て来ます。
しかも会社の事務所内でね。
社内で「酒池肉林」ですよ(-_-;)

ディカプリオの薬でぶっとんだ演技は凄かった。
映画の終盤で、薬の効き目が遅れて出て来て、動かない身体で転がりながら車まで向かうシー
ンは、ここまでやるか?…と思うぐらい、演じきってました。
結局ジョーダンは、舌先三寸の投資詐欺で成り上がった男でした。
でも、転んでも只では起きない男です。
ラストで、出所後にまた成り上がるようなシーンが観られましたよ。

映画は実話をベースにしているが、どこまで脚色されているのか?
ジョーダンは一日中、ドラッグでラリッてました。
さすがに本人は、あれほどの薬物中毒者では無かっただろうが…。
まさしく、ジョーダンの狂乱の半生を描いた映画でした。

この映画で数分、共演したマシュー・マコノヒーが、「ダラス・バイヤーズクラブ」の演技で、ディカ
プリオの目の前に有ったオスカーをかっさらったのは、因縁なのか?
まあ「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシューの演技は、鬼気迫るほど凄かったからね。
あれが出て来たら、さすがにディカプリオも負けるわね。
(ディカプリオは3年後に「レヴェナント」で、念願のオスカーを受賞しました。)

それにしても、「スーサイド・スクワット」で、ハーレイ・クイン役を演じたマーゴット・ロビーが、お脱
ぎになっている映画とは知りませんでした。
マーゴットは、ジョーダンの妻、ナオミ役を演じてました。
ディカプリオのイカレッぷりとマーゴットの美しい肢体は必見かも?
ただし、良い子は観てはいけません。