今日はシネコンで一週間限定上映している映画、「セッション」を観て来ました。
2014年・第30回サンダンス映画祭のグランプリ&観客賞受賞を皮切りに、世界各国の映画祭
世界的ジャズドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマンは、伝説の教師と言われる
フレッチャーの指導を受けることに。
しかし、常に完璧を求めるフレッチャーは容赦ない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ち
ていく。
監督は、これまでに「グランドピアノ 狙われた黒鍵」「ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛」などの
脚本を担当し、弱冠28歳で長編監督2作目となる本作を手がけたデイミアン・チャゼル。
(映画.comHPより抜粋)
この映画の公開は春先だったのですが、この地では遅れて1週間限定上映となりました。
鬼教師役のJ・K・シモンズが助演男優賞を取ったのも有り、この映画観たかったですよ。
アンドリュー・ニーマン役のマイルズ・テラーは実際にドラムを演奏したそうです。
血豆が出来て、その血豆を潰しながら撮影したそうです(>_<)
それとも映画「愛と青春の旅立ち」で、リチャード・ギヤをしごいた鬼教官を演じた、ルイス・ゴセ
ット・ジュニアと同類か?
本当にスゴイですよ(@_@;)
さながら、ドS教師にいたぶられるドM生徒ですよ。
フレッチャーのしごきは、正気の沙汰ではないです。
そこには愛情が感じられないんです。
そしてニーマンは、強迫観念がひどくなり、寝ても冷めてもドラムの練習をしています。
ラストにフレッチャーがニーマンに仕返しをするのですが…。
二人が戦っているかのような「セッション」へとなっていきます。
まるでその戦いを楽しんでいるかのように感じられました。
原題は「whiplash」(むち打ち症)です。
ジャズの名曲でも有るのですが…。
ドラムを叩くのは、それほど過酷な演奏なのですね。
X JAPANのドラマーYOSHIKIも、頸椎椎間板ヘルニアに罹ってますし…。
観ていて肩に力が入った映画でした。
ジャズが好きな方にお勧めしたい映画です。