Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「セッション」

今日はシネコンで一週間限定上映している映画、「セッション」を観て来ました。
ポスター画像
2014年・第30回サンダンス映画祭のグランプリ&観客賞受賞を皮切りに、世界各国の映画祭
注目を集め、第87回アカデミー賞では助演男優賞ほか計3部門を受賞したオリジナル作品。
世界的ジャズドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマンは、伝説の教師と言われる
フレッチャーの指導を受けることに。
しかし、常に完璧を求めるフレッチャーは容赦ない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ち
いく。
スパイダーマン」シリーズなどで知られるベテラン俳優のJ・K・シモンズフレッチャーを怪演し、
アカデミー賞ほか数々の映画賞で助演男優賞を受賞。
監督は、これまでに「グランドピアノ 狙われた黒鍵」「ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛」などの
脚本を担当し、弱冠28歳で長編監督2作目となる本作を手がけたデイミアン・チャゼル
(映画.comHPより抜粋)
 
この映画の公開は春先だったのですが、この地では遅れて1週間限定上映となりました。
鬼教師役のJ・K・シモンズが助演男優賞を取ったのも有り、この映画観たかったですよ。
アンドリュー・ニーマン役のマイルズ・テラーは実際にドラムを演奏したそうです。
血豆が出来て、その血豆を潰しながら撮影したそうです(>_<)
 
フレッチャーとニーマンは、まるでアニメ「巨人の星」の星一徹と飛雄馬の関係か?
それとも映画「愛と青春の旅立ち」で、リチャード・ギヤをしごいた鬼教官を演じた、ルイス・ゴセ
ット・ジュニアと同類か?
 
本当にスゴイですよ(@_@;)
さながら、ドS教師にいたぶられるドM生徒ですよ。
フレッチャーのしごきは、正気の沙汰ではないです。
そこには愛情が感じられないんです。
そしてニーマンは、強迫観念がひどくなり、寝ても冷めてもドラムの練習をしています。
 
ラストにフレッチャーがニーマンに仕返しをするのですが…。
二人が戦っているかのような「セッション」へとなっていきます。
まるでその戦いを楽しんでいるかのように感じられました。
 
原題は「whiplash」(むち打ち症)です。
ジャズの名曲でも有るのですが…。
ドラムを叩くのは、それほど過酷な演奏なのですね。
X JAPANのドラマーYOSHIKIも、頸椎椎間板ヘルニアに罹ってますし…。
 
観ていて肩に力が入った映画でした。
ジャズが好きな方にお勧めしたい映画です。