今日、「ソロモンの偽証 後篇」を観て来ました(^o^)丿
宮部みゆきが作家生活25年の集大成として9年間にわたり、連載して書き上げたミステリー巨編
「ソロモンの偽証」を、「八日目の蝉」の成島出監督が映画化した二部作の後編。
男子生徒・柏木卓也の死から始まった一連の事件に揺れる城東第三中学校で、前代未聞となる
子どもによる子どもだけの校内裁判が行われることになった。
告発状によって柏木卓也殺害の嫌疑をかけられた、問題児の大出俊次を被告に、校内裁判の提
案者である藤野涼子は、検事として大出の有罪を立証しようとする。
対して、他校生でありながら裁判に参加する神原和彦は大出の弁護人となり、涼子と対峙する。
さまざまな思惑が絡まり合う中、涼子らは必死で真相を究明しようとするが…。
(映画.comHPより抜粋)
観終わって、なるほどこう来たか!…と思いました。
今から観る方もいるので詳細は書きませんが、亡くなった生徒の柏木卓也の「心の闇」、卓也の
友達であった神原の「心の闇」、真実を探す藤野涼子の「心の闇」、若さゆえの潔癖さで皆が心
に闇を抱えています。
柏木卓也の死の謎は、皆の心に「しこり」を残します。
…が、裁判が終わり真実が明らかになったとき、浄化されます。
ただね、思ったのだけど、子供(柏木卓也)が夜11時過ぎて家にいないことに、親は気付かなか
ったのかしら?
たまたま両親ともに仕事に行ってたのか?…と不思議に思いました。
ずっと子供の異変に気付いていなかった親にも責任が有るのでは?
そういうことを考えながら映画を観ました。
それにしても、子役達の演技は素晴らしかった。
前篇を観た人は早く、後篇も観に行って下さいね(^o^)丿