Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

見たいけど見られない?

昨夜から放送された連続ドラマ「Nのために」を夫と見ました。
このドラマは自分勝手な父親に翻弄される姉弟、ショックのあまり精神的に参ってしまった母親が、
あまりにも凄惨で、次回も見るかどうか迷ってます…(@_@;)
 
このドラマ、瀬戸内海の小島が舞台になってます。
自分勝手な父親役に光石研、お嬢様育ちの妻役に山本未来、その長女役に榮倉奈々が出演して
います。
 
第一回の放送では、島で夏祭りが行われていて、母親が運転する車で夏祭りに送ってもらってい
榮倉奈々が、楽しそうに笑顔で母親と話しています。
夏祭りの翌日、父親が出張から戻って来るのですが、愛人を連れて帰って来て、「今日からは自分
の好きなように生きる!」と宣言し、妻子を家から追い出すのです。
この父親は婿養子に入り、傾きかけてた会社を立て直したそうで、今まで家族の為に費やした時間
を自分の好きなように生きることにしたそうです。
自分の祖父は45歳で死に、父親は43歳で亡くなったとかで、早逝する家系で50歳まで生きられ
ないから、自分は48歳になったから好きにするそうです。
 
長女の榮倉奈々が、「どこか病気になったのか?」と問うと、「健康診断では何も異常はない。健康
だ」と答えるんです。
スゴイ設定ですよね。
この父親の屁理屈は何ですか(T_T)
 
いきなり引っ越し業者が来て荷物をまとめ、妻子は白亜の一戸建てから、山の中の廃屋のような
長屋に追い出されます。
むごい仕打ちに妻は、精神を病んでいきます。
島は閉鎖的な村社会だから、噂はすぐに広まります。
無責任な父親、現実を受け入れられない母親、親代わりに頑張る長女…。
見ていたら切なくてね(>_<)
 
このように「気になるけど見るのが辛い」…と思う映画があります。
以前、ブロ友のguchさんが書かれてましたが、クリント・イーストウッドが監督した作品「ミリオン
ダラー・ベイビー」です。
この映画をスクリーンで観て、あまりの人生の皮肉さに涙しました。
テレビで放送されたとき、観たかったのですが観る勇気がありませんでした。
名作なのに、二度観るのが辛い映画なんですよ。
昨日の「Nのために」は、まさに「見たいけど見たくないドラマ」でした。
でもね~内容が気になるから、多分来週も見るとは思うのですが…。
 
皆さんもそういう気分になった、映画やドラマは有りますか?