昨日から引き続き、「グッドバイ・ママ」のストーリーを書きます。
その前に、コインランドリーは無人なのでは?…との疑問にお答えします。
ドラマの中では、コインランドリーに受付が有りました。
長机の上に手提げ金庫が置いてあり(両替用か?)、金庫の鍵は紐をつけて首に掛けてます。
要領が分からない客には、受付で洗濯物の重さを量ります。
そして、その量に見合った洗剤を売ってました。
…で、客は機械にお金を入れて洗ってました。
受付の仕事は両替と、機械に入っているお金の防犯の為の店番と、使い方を説明するような
感じです。
夜はあざみが、昼間は岸部一徳がアルバイトしていました。
さて、ドラマの続きです。
給料日が来て、あざみの家にも光熱費や牛乳代など、あちこちから集金が来る。
昼はモデルハウスで受付と掃除をし、夕方からはコインランドリーの店番をしているあざみ。
仕事を掛け持ちしても、月に11万円ぐらいにしかならない。
家賃を払って生活するには、ギリギリだ。
そんな時、渡辺から子供用のブランコが贈られてくる。
配達人に持って帰るように言うが、アパートの庭先に置かれてしまう。
返品しようにも、紀が気に入ってしまい遊んでしまった。
あざみは渡辺から贈られたブランコ代を返そうと、コインランドリーの管理人の啓太の紹介で
ヌードモデルになる。
これはストリップ小屋のようなところで、観客にポーズを取り、カメラで撮影されたりするのだ。
15分で3万円になるから…と、啓太にそそのかされ、あざみはヌードになった。
その金を渡辺に返してくれるように、啓太に渡すのだった。
あざみの後をつけてストリップ小屋に入り、あざみのヌードを見た渡辺はショックを受け、コイン
ランドリーに様子を見に来た。
啓太が金を渡そうとするが、渡辺は「あざみさんは、あんなことまでしてるんですか?僕に助け
を求めてくれた良いのに…。どうやったら償えるんですか?」と、金を受け取らない。
渡辺は啓太に、「あなたが預かっていて、何か有れば彼女に渡して下さい。」と、その場を立ち
去る。
この啓太がコインランドリーで集金した金を使い込み、その金の代わりにあざみをヤクザに差し
出すのだった。
「あの時撮影会に来ていたカメラマンが、あざみを気に入ってCMに使いたいから、会ってもらえ
ないか?」とあざみを騙して、待ち合わせ場所に行かせる。
金の為とは言え、惚れた女を騙してしまったことで自己嫌悪に陥る啓太。
あざみの代わりに店番していたが、居ても立ってもいられず、あざみを助けに行く。
逃げ出そうとして暴れるあざみを押さえつけ、覚せい剤が打たれようとする寸前に、啓太が乗り
込んで来て、あざみを救出してバイクで逃げる。
啓太はあざみを騙したことを詫びて、しばらく東京を離れるが必ず戻って来る。その時は紀ちゃん
と3人で…と言って、バイクで走り去る。
休暇を取って長野に登山に行っていた、モデルハウスの同僚の洋介(大門正明)が、戻って来る。
…が、洋介は登山小屋の娘に手を出して一夜を共にしていた。
その娘から職場に電話が掛かってくる。
洋介のことが気になり、後を追いかけて東京まで来たのだった。
困った洋介はあざみに婚約者のフリを頼む。
その娘の前で演技するあざみ。
ふと、洋介を紀の父親にと考える。
しかし洋介は山に戻った娘に会うために、彼女を追いかけて夜行列車に乗るのだった。
寂しさと悲しさを紛らわすために、バーに飲みに行くあざみ。
そこで知り合った男(下条アトム)と一夜を共にする。
モデルハウスでは、洋介が転勤になり後任がやってくる。
先日一夜を共にした男だったからだ。
あざみが言葉を言いよどんでいると、男は「成り行きでそうなったんでしょう?気にすることは
ない」と言う。
…と、ここまでが中盤です。
長くなるので、ここらで一休み。
そして、後半へ続く~。