Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ツリー・オブ・ライフ」

昨夜は夫が夜勤でいなかったから、見逃していた「ツリー・オブ・ライフ」という映画を、スカパー!
観ました。
 
 
主演に描くファンタジードラマ。
1950年代半ば、オブライエン夫妻は中央テキサスの田舎町で幸せな結婚生活を送っていた。
しかし夫婦の長男ジャックは、信仰に厚く男が成功するためには「力」が必要だと説く厳格な父
と、子どもたちに深い愛情を注ぐ優しい母との間で葛藤(かっとう)する日々を送っていた。
やがて大人になって成功したジャックは、自分の人生や生き方の根源となった少年時代に思い
をはせる…。
製作も務めたピットが厳格な父親に扮し、成長したジャックをペンが演じる。
(映画.comHPより抜粋)
 
テレンス・マリックは、1本映画を撮るとしばらく沈黙する監督である。
…が、必ずカンヌ映画祭などで賞を取るのだ。
私は「シン・レッド・ライン」を劇場で観て、悩みました。
「何が言いたいのかが分からない。この映画の訴えたいことは何ですか?」と思いました。
 
…で、今回、「ツリー・オブ・ライフ」を鑑賞しました。
やっぱり内容が理解できませんでした。
根底に「子供を亡くした親の悲しみ」「子供の頃の思い出と父との葛藤」が有るのは理解できま
したが。
 
そして映画の中に、抽象的なイメージの画面が出るんです。
それは大自然だったり、泡が分裂していったり…。
 
テレンス監督は、ハーバード大学で哲学を学び、主席で卒業された方なので、こういう哲学的
なシーンが入るのか?
大好きなブラピが出ているから観たのだが、残念ながらこの監督とは感性が合わないようだ。
月末にはテレンス監督の初期の作品、「天国の日々」が放送されるので、もう一度トライして
みるか?