昨日は映画料金が大人千円と安い日だったから、珍しく夫と映画に行きました。
した。
国家によるメディアの検閲が正当化された日本を舞台に、良書を守るため戦う自衛組織「図書隊」
の若者たちの成長や恋を描く。
あらゆるメディアを取り締まる「メディア良化法」が施行され30年が過ぎた正化31年。
高校時代に図書隊に救われ、強い憧れを抱いて自身も図書隊に入った笠原郁(榮倉奈々)は、鬼
教官・堂上篤(岡田准一)の厳しい指導を受け、女性隊員として初めて図書特殊部隊(ライブラリー
タスクフォース)に配属される。
個性的な仲間に囲まれ業務に励む郁は、かつて自分を救ってくれた憧れの隊員とは正反対のは
ずの堂上にひかれていく。
夫は「やっぱり洋画の方が、アクションシーンの迫力が有るな」…などと言っておりましたが、私は
なかなかの作品だったと思います。
岡田准一がキレのあるアクションを魅せてくれました。
アクションシーンも監修してたのかな?
榮倉奈々が一本気な女性隊員の役でしたが、可愛さと不器用さと健気さを上手く出してました。
セリフで岡田准一に向って「チビ」と言うシーンが有るのですが、これを口に出すのは勇気がいった
ことでしょう。
でもね、岡田准一、男らしかったですよ。
私の親戚のお姉さん、見合いした相手との結婚を悩んでいたが、お兄さんの「背の高さでメシは喰
えん」の一言に押されて結婚しました。
相手が160cmと小柄だったのでね…。
残念ながら結婚生活は破たんしていますが…。
亡くなられた児玉清さんが写真で出演されてます。
児玉さんは本好きで有名でしたよね。
キャスティングも良かったですが、ストーリーも良かったんですよ。
本好きな人は、気に入る内容だと思います。
小中学生の頃、母にお昼ご飯代のお金を貰ったのを半分しか使わずに、貯めて本を買っていたこ
とを思い出しました。
言論や思想は自由な物なんですがね。
ただ、犯罪が起こった時に犯人が小説を参考にしていたりすると、「悪しき本」となってしまうが、
現実とフィクションは違う…ということを、読者それぞれが考えれば問題ないのでは?
本が燃やされるシーンでは胸が痛みました。
「本は大事に読む物」だと思っているから、図書館が襲撃されて本が燃やされるシーンは辛かった
そんなこんなで久しぶりに夫と映画を観ました。
夫は放置で映画に集中しましたよ。
本好きな人にお勧めしたい映画です。