Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

映画「ネットワーク」

昨夜はまたまたスカパー!で映画を観てました。
昨夜観たのは「ネットワーク」でした。
 
 
  ↑アカデミー主演男優賞にノミネートされた直後に急死したピーター・フィンチ
 
最盛期に28%の視聴率を誇ったUBSのビール(ピーター・フィンチ)のイブニング・ニュースも、
今や12%という低落。
1%の伸びが年200万ドルの増収となるTV界にあって、これは致命的な敗退を意味する。
ましてそれが、ネットワークの顔の報道番組となればなおさらだ。
これが直接の引金となり、ジェンセン(ネッド・ビーティ)率いるCCAがUBS乗取りを果たし、
創立者は会長に追いやられ、CCAより新しい社長が就任した。
報道部長マックス(ウィリアム・ホールデン)は、そんなビールに番組解任を通告する。
翌日、ビールは自分が辞めさせられる事、さらに自殺予告までを本番中にしゃべり、マックス
達をあわてさせた。
番組がオンエアされ、八方破れの暴言に視聴率は27%と上がった。
野心家で報道部大改革以来クローズアップされているダイアナ(フェイ・ダナウェイ)は反応し、
ビールを現代の偽善と戦う予言者として、再び売り出しを図ろうとした。
ある雨の日、突然生本番中に入りこんだビールの社会不満の言動が大ヒット。
次々にかかってくる問い合せの電話。
金脈を掘り当てた喜びのダイアナ。
新しい『ビール・ショー』は人気を博し、視聴率48%の大台へ。
真に史上画期的な報道番組だ。
ダイアナのアイデアは次第にエスカレートする…。(Movie Walker HPより抜粋)
 
この映画は1976年公開(全米)の映画なんですが、当時から既に視聴率戦争が取りざたさ
れていたんですね。
この映画は、視聴率欲しさにここまでしたか…っていうラストを迎えます。
ちょうどこの映画を観ている時に、民放でバラエティー番組が放送されてましたが、「偏食」を
テーマにした内容だったようですね。
スティックの砂糖70本を一日で使い切る女性や、オリーブオイルが好きで、何の料理にも大
量に掛けて食べる女性を取材して、放送していたようです。
本当なのかしら?
「やらせ」ではないのかしら?
「視聴率さえ取れれば、何でも有り」なのか?
この映画を観た後では、余計に疑ってしまいました。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」…と頭に浮かびましたよ