Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

クラシックシネマ「セルピコ」

昨日は暑かった~
夜中に何度も、暑さで目が覚めましたよ。
今日も暑いですが、昨日よりは気持ち、気温が低い気がします。
 
昨夜は夫が留守だったから、スカパー!アル・パチーノ主演の「セルピコ」を観ました。
 

 
  ↑  アル・パチーノです。 
 
 
 
  ↑  こちらはフランク・セルピコ本人です。
 
雨の降る夜、救急病院に一人の重症の警察官が運び込まれた。
彼の名前はフランク・セルピコニューヨーク市警の麻薬課刑事だ。
セルピコは捜査中に同僚の警察官によって銃撃され、負傷したのだという。
そのニュースを聞いた彼の上司は、「俺はセルピコを撃ち殺したいと言っていた警察官を6人
知っている」と部下に語った。
何故セルピコは、本来味方であるはずの警察組織内に多くの敵を抱えていたのか?
物語はセルピコの警察学校の卒業式まで遡る。(ウィキペディアより抜粋)
 
この映画は実話なんですよ。
フランク・セルピコの自伝を映画化し、1973年に公開された、シドニー・ルメット監督作品です。
アル・パチーノが演じたフランク・セルピコは、警察組織内の汚職と闘い、1971年には汚職
告発した警察官として、アメリカでは有名な人物です。
当時のニューヨーク市警察は、賄賂を貰って犯罪を見逃したり、強請ったり、仕事はサボるわ…
と、腐敗しきっていたんですよ。
清廉潔白な警察官として勤務したいセルピコは、同僚や上司から疎まれて、あちこち分署を異
動させられます。
そして私服刑事となったセルピコは、ここでも賄賂の受取りを拒否し、同僚から孤立していくの
です。
正しいことを正しいと言うことが、組織の中ではどれだけ大変なことなのか。
己の信念を貫くことが、どれだけ大変なことなのか…を考えさせられました。
物語は潔癖なセルピコが同僚達と戦って行く内容なので淡々としていますが、アル・パチーノ
の演技力が際立っており、ラストまで飽きることなく、画面に目が釘付けになりました。
死ぬまでに観ておきたい名作のうちの1本を、やっと観ることが出来ましたよ。
 
興味を持たれた方は、レンタル店で探してでも、是非ご覧になって下さい(^o^)丿