夜中に何度も、暑さで目が覚めましたよ。
今日も暑いですが、昨日よりは気持ち、気温が低い気がします。
↑ アル・パチーノです。
↑ こちらはフランク・セルピコ本人です。
雨の降る夜、救急病院に一人の重症の警察官が運び込まれた。
セルピコは捜査中に同僚の警察官によって銃撃され、負傷したのだという。
そのニュースを聞いた彼の上司は、「俺はセルピコを撃ち殺したいと言っていた警察官を6人
知っている」と部下に語った。
何故セルピコは、本来味方であるはずの警察組織内に多くの敵を抱えていたのか?
この映画は実話なんですよ。
告発した警察官として、アメリカでは有名な人物です。
当時のニューヨーク市警察は、賄賂を貰って犯罪を見逃したり、強請ったり、仕事はサボるわ…
と、腐敗しきっていたんですよ。
清廉潔白な警察官として勤務したいセルピコは、同僚や上司から疎まれて、あちこち分署を異
動させられます。
そして私服刑事となったセルピコは、ここでも賄賂の受取りを拒否し、同僚から孤立していくの
です。
正しいことを正しいと言うことが、組織の中ではどれだけ大変なことなのか。
己の信念を貫くことが、どれだけ大変なことなのか…を考えさせられました。
の演技力が際立っており、ラストまで飽きることなく、画面に目が釘付けになりました。
死ぬまでに観ておきたい名作のうちの1本を、やっと観ることが出来ましたよ。
興味を持たれた方は、レンタル店で探してでも、是非ご覧になって下さい(^o^)丿