Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

お下劣な天使「テッド」

昨日は「テッド」を観るために、松山市まで遠征してきました。
ハッキリ言って、松山までの交通費が往復で2千円余り掛かります。
無理に行かなくても…と思いながらも、この映画はどうしても観たくて行って来ました。
 
 
1985年、ボストン郊外。
誰にも相手にされない孤独な少年・ジョンは、クリスマスプレゼントでもらった唯一の話し相手で
あるテディベアと、本当の友人になれるよう天に祈りを捧げる。
翌朝、ジョンの祈りは通じ、魂が宿ったテディベア“テッド”はジョンに「一生親友だよ」と約束する。
しかし、やがて奇跡は日常となり、少年は大人へと成長する…。
それから27年。
ジョン(マーク・ウォールバーグ)はいつまでも青春時代から脱却できないダメ男に成長、テッドも
見た目は可愛いテディベアのままだが中身だけが成長し、いまや下品なジョークと女の事で頭
がいっぱいの中年テディベアに成り下がっていた。
少年時代の約束通り、親友として今日も自宅ソファーで自堕落で低モラルな毎日を送るジョンと
テッド。
そんな中、ジョンは4年間付き合っている彼女ローリー(ミラ・クニス)から、自分かテッドのどちらか
を選ぶよう迫られ、テッドから自立することを決意するが…(goo映画HPより抜粋)
 
         ↑テッドはジョンよりも社交的で、デリヘル嬢をはべらせて楽しんでいる
 
縫いぐるみのテディベアが主人公の映画なのに、R15指定が付いている意味が分かりました。
私は字幕版で観たのですが、かなり苦労して翻訳したことだろう。
この映画は、吹替え版よりも字幕版を観ることをお勧めしたい。
こんな言葉を言ってはいけません…が、随所に出て来ます。
それでもマーク・ウォルバーグの演技が、ギリギリの所で失笑ではなく、笑いを巻き起こして
いるのではないかしら?
真面目に縫いぐるみと殴り合いのケンカをしますし、ハッパ(マリファナ)もやりますし、有る意味
ゴイ映画ですよ。
 
だけどね、テッドとジョンが別居するときに、荷物を運んで帰るジョンの姿を廊下で見送るテッ
ドの表情や、ケンカして「もう二度と会わない」と、去っていくジョンの背中を見送るテッドの表
情には泣かされます。
この映画は大人になりきれないジョンと、お下劣な中年になった縫いぐるみテッドとの友情物
語を描いています。
確かに仲良く薬物を吸うシーンが何度も出て来ますから、これはちょっと問題有りですね。
でもね、二人の友情は切っても切れないんですよ。
 
ジョンとローリーの仲を元に戻そうとテッドは奔走します。
途中で誘拐されたり、ケガをおったり…。
あんまり詳細は書けませんが…。
前半は馬鹿馬鹿しく、後半はホロりと泣かせる映画です。
 
映画の中で「ナイトライダー」のテーマや、「ダースべイダー」のテーマが流れたり、フラッシュ・
ゴードン(映画)が流れます。
随所に映画のパロディーシーンが入っていますよ^^
 
ラスト近くでテッドがケガをして、身体からパンヤ(スポンジ)がのぞくのです。
うちのケロケロはタオル地なので、破けたら一気に裂けてしまいます(T_T)
どのように縫ってやればよいかしら?…と思いながら、ハラハラしながら映画を観ました。
お下劣が苦手でない方は、是非是非観賞下さい(^o^)丿
 
そして我が家のケロケロは↓このように節分に備えて、お留守番していました。