共通点が無い私と夫だが、偶然「左利き矯正者」だった。
私らの時代は、左利きは「行儀が悪い」という理由で矯正されていた。
左手で箸を持ったり、筆記用具を持つのは、もってのほか。
札幌では、同年代の人でも左手で箸を使ってたり、文字を書いている
人が多くて、ビックリ。
北海道は「しきたり」に囚われず、冠婚葬祭など合理的な地方だから？
…まあそんなわけで、私ら夫婦は左利きを矯正された。
お互いに名残が残っていて、夫は包丁を左で使う。
そして球技は左投げ右打ちだ（普通は右投げ左打ちだろう？これは変）
日常的には、私の方が左手を使っている。
私は矯正されたおかげで中途半端になってしまった。
球技は卓球・テニス・ボーリングは左手を使い、バトミントンは右手。
財布からお金を出したりするような細かい仕事は、左手を使うこと多し。
箸は両手で使えるし、ボール投げはどちらの手でも投げられる。
両利きで結構便利なのだが、困ったのが楽器。
高校時代に部活でギターを弾いてたのだが、レフティー用のギターが
売ってなかった。
それも３０年ぐらい前だと店頭に置いてないから、注文しなければいけ
なくて、値段も２～３割増しだった。
現在は左利き人口が増えているから、昔よりは流通してるかな？
今は、左利きも個性として受け入れられ、矯正されることは少ないようだ。
良い時代になったな～と思う。
ただ、文字を書くのは右手の方が良いかも？
